You〜雄〜
作詞・作曲 比呂
You 冷たい壁にもたれて  孤独に 押しつぶされている
君が涙を見せるには あまりに あまりに 機械みたいさ

You 人気もない午後の廊下 尖る氷にも似た言葉だね
人の優しさを信じない それじゃ あまりに悲しいね

 君の瞳が映す 私の唇は  真実を語る 隙間もなく
 まして 君を想う心に  愛という言葉を 添えるなんて

  You その手に 夢を掴む日が来たら 小さかった私を 笑ってもいい
  You だけどね 愛する人が出来たら その人を守る切なさに

  時にはね 素直に涙を流して 泣いてもいいよ

You 家族に捨てられた君と 家族は 要らなかった私
両親が涙を見せたとき 愛の強さを 教えられたよ

You 君の名前が変わるとき 心閉ざす理由は 揃ったね
だけど 誰かを傷つける 訳は どこにもないんだよ

 ここに 望まれながら  生まれてきたのかさえも  いつか 環境に変えさせられてゆく
 命 押さえつけるみたいに  いつも 大人達は 勝手だよね

 You 君がね 父親になるのならば 信じてもらえる父親になれ
 You 私も 家族を憎んだ過ちを  二度と 子供等に残さずに

 優しさや 強さや 喜びや  涙を伝えてゆくよ

(C)1997 Mentama Music